story

□贈る愛
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「メンズバレンタインデーというものがあるらしい」






贈る愛




自室の扉が開かれ刹那が入ってきた
開口一番の言葉がソレって・・・


『は?何だそれ?』
「あまり知られてないらしいが、

男性から女性に下着を贈って愛を告白する日だそうだ」

『・・・』
「ティエリアにはやらないのか?」

『は?なんで俺が?』

CBに入った時からティエリアの事は気になってたが
誰にもそんな事は言ってないはず・・・

「見てたらわかる。なにかとティエリアのこと気にかけてるだろ?
ティエリアだって・・・

・・・・。」

言いかけて止める

おいおい何だよ・・・

「まぁ頑張れ」

そういって去っていった刹那






『とりあえず駄目もとで買ってみるか』




・・・・・・


ちょっと待てよ?

女性物の下着って・・・






俺が・・・買うのか・・・?


そもそもどうやって・・・
しかも女性物だぜ・・・?
店に入った瞬間ぜってー不審な目で見られる・・・


自問自答するロックオン



『どうしよう・・・』
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