贈り物
□深夜のお茶会
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「眠れない」
そう言って僕の布団に潜り込んできた君
僕はそんな君に腕枕をしてあげる
鼻を掠めるシャンプーの残り香に胸が高鳴る
―逆に僕が眠れなくなりそうだよ―
聞こえるのは時計の秒針の音と
ティエリアの寝息
「はぁ…」
それは幸せすぎる溜息で
そんな僕を露知らずティエリアはもう深い眠りについている
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