MAIN3
□市松模様
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:船内ファッショントーク
「ねぇ、ブルックのそれってミニハット?」
「ヨホホホ、アフロが大きすぎてちゃんと被れないだけです。
小さく見えるだけで本当はただのシルクハットですよ。」
「んふ、なるほどね。」
「ナミさんは本当にストレートですね。
でもそこが良い。」
「全体的な雰囲気のせいかな、ブルックって黒白なイメージ。」
「あらら無視ですか。
まぁ、私のようなガイコツめにはお似合いのイメージでございます。」
「ぷっ、なにそれ、紳士のつもりなの。」
「紳士でなければ何なのか、聞きたいですなぁ。」
「ねぇ、黒白の市松模様とかってホラーなイメージない?
モリアの屋敷にもたくさん使われてたし。」
「なんだかこの流れに慣れてきましたよ。
さあどうでしょう…私、ホラーが大嫌いですから。」
「はぁ?
そんな顔して。」
「ガイコツだから顔なんて無いんですがね。
、スカルジョーク!」
「もう、あんたふざけてばっか。」
「ヨホホホ!」
二人は唐突。
お話は食い違いばかり。