ゴミ詩Ⅰ
□16歳
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【16歳】
あぁ…暗いな 地獄のように
…朝なのに
あぁ…寒いな 凍てつくりらいに
…夏なのに
ーー私ね…もう…
私には親がいない 友達もいない
もう生きてて楽しいことなんて一つもない
いや 楽しかったことすらない
ほら 今もこうして独ぼっち…
辛かった…苦しかった…寂しかった…
憎かった
でも何を憎めばいいのかわからなくて
ただ憎かった
そんな自分が大嫌いで…
だから死ぬことなんてちっとも怖くない
…はずだった
なんでこんなに怖いの？
生きてていいことなんてないのに
…ああそっか…いいことなかったから怖いんだ…
でも大丈夫 私はいっぱい生きたから
辛くて 苦しくて 寂しくて
けど泣かなくて
…一つだけお礼が言いたい
ここまで頑張って耐えてくれた自分に…
今 心から感謝しています
最期までこんなにも…こんなにも強くいられるから
アリガトウ…「私」でアリガトウ…