ゴミ詩U
□I loving your beautiful eyes
1ページ/1ページ
【I loving your beautiful eyes】
「君の瞳に恋してる」
「何ソレ?かっこ悪っ」
「ごめんね、こんなベタなことしか言えなくて」
瞳がすごくキレイだった
笑った瞳が 泣いた瞳が
いつも瞳を見てた
本当に瞳に恋してた"好き"?違う、"狂おしい"
「ねぇ、君の瞳、頂戴」
「え…?」
――傷だらけの君を見下ろす
ナイフは紅で化粧をする
「ごめんね、こんな歪な愛し方しか出来なくて」
涙目で「嫌…」
ほら、その瞳がまた狂わせる
返り血――君の血なら拭わない
もうほとんど光を失った瞳もキレイ
最後の一振りを静かに捧げた
ねっ 言ったでしょ?
「君の瞳に恋してる」