ゴミ詩U

□アナタがくれた言葉
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【アナタがくれた言葉】



穏やかに過ぎて行く二人の時…
優しく揺らめくロウソクの向こう側に 何よりも優しいアナタの笑顔がある
照らし出されたアナタはどんな宝石よりも輝いているの

17歳の誕生日
「おめでとう」ではなく 何よりも先に「今夜はずっと一緒だよ」
最高のプレゼント…アナタの気持ちが痛い程嬉しくて…
涙している私を笑って抱き締めてくれたから 「私」と云う光が見えた

おいしい料理なんかどうでもいいの
食後にはケーキより甘いキスが待っていて…それでいいの

アナタが私を感じてくれた日 私が「私」を確実に感じられた日
それだけで今日 nice day
アナタが私に愛をくれた日 私がアナタへの愛を再確認できた日
それだから今日 perfect day

少し遅れて聞いた「おめでとう」
嬉しそうにアナタは言った
美しい夜景も霞んでしまいそうな キレイに光ったこの時間
今を大切にできれば…私 何もいらないよ

呆れるくらいの二人の甘さ
そう言えば アナタは甘党だっけ?
一緒だね

来年のこの日この時間
私達は何をしてるかな?
まだまだ確かじゃない ずっと先のこと
未知すぎてちょっと怖い気もするけれど 一つだけ…ただ一つだけ言える
"私達は一緒に居ます"

来年も聞けるといいな――Happy Birthday――




 

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