ゴミ詩U

□神様とお星様
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【神様とお星様】



今日こそは言えるかな? 私の気持ち…

あなたは何回 私のことを考えてくれたかな?
あなたは何回 私の名前を呼んでくれたかな?
その全てを知りたいから 今あなたに会いに行くの

あなたに呼ばれると高鳴ってしまう胸
あなたに見つめられると喋れなくなってしまう口
私の体なのに言うことを聞かなくなっちゃうの…
全部あなたのせいだよ

いつも言いたくて言えないんだ…
心で何度も唱えた「I LOVE YOU」
言おうと思うと話題が変わっちゃうから
いつまでも言えないんだ…

でもほら 今日は星がキレイだから言える気がするんだ
ホントはすっごく怖いけど…
だけど「神様…」なんて言わないよ
だって いくら流れ星に願いを唱えたって叶わない…そうでしょ?
願いを叶えてくれるのは他でもない あなただもん

だから私は勇気を出すの
神頼みなんかじゃどうにもならない人はドキドキできるんでしょ?
人生はドキドキがあるから楽しいと思うんだ

あなたに言うよ…私の気持ち
今 ドキドキできるありがたさを感じながら
キラキラ輝く星空の下 臆病な乙女座が見守ってくれてる中
神様も眠りについてしまうような静寂と幻想の中を走って
心で唱えるしかできなかった「I LOVE YOU」
初めて口にする「I LOVE YOU」




 

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