その他

□神の悲恋
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いつものように、部室に来たあたしは自分の場所に座る。そして、パソコンの電源をいれた。
だって、もしかしたら依頼が来ているかもしれないもの。
あたしはふとキョンの方をみた。
みくるちゃんのお茶をバカ面で飲んでいる。
あたしはこんな奴、好きじゃない。
あんな夢みた後は、自分はキョンが好きなのか、何度も自問自答した。
結論を言えば、そんなことは有り得ない。
キョンは…そう親友みたいなもの。
とてもじゃないけど、恋愛感情なんて持てない。
きっとキョンもそう思っているはず。
あたしが好きなのは…。
あたしは目線を横にずらす。
そこには、柔らかい笑みを浮かべている古泉君がいる。
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