颯爽デイズ

□真実とヒットマン
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「十代目!リボーンさん!」

「おーツナに小僧!」

『……』

「…あれ?集まってるのこれだけ?隼人」

「は、はい!今いる全員に声はかけましたがあいつらまだ来なくて…すみません!俺もう一度行ってきます!」

「あ、うん。よろしくね。リボーンがキレそうって言っておいて」


「はい!」



そう言い残して獄寺さんはまた大広間から出て行った。



「陽呂ちゃん。山本には自己紹介した?」

『え、あ、はい!』

「そっか。…どうせあいつらすぐには来ないだろうから始めようか」


ニッコリと笑って、ツナさんは隣の帽子の男性を見た。


「おいツナ。お前こんな女拾ってきてなんのつもりだ」

『…は?』

「待てよリボーン。そう焦るなって。ごめんね陽呂ちゃん。こいつ口悪くてさ」

『……』




……いやいや何で初対面の人間にこんな事言われなきゃなんないのしかも好きで来たんじゃねぇっての!


「ほぉ…お前俺に向かってそんな口叩くとは中々の度胸だな。褒めてやるぞ」




チャカっ…





……ん?








『ええええぇ何で!?何で私銃口向けられてるの!?ってか何で銃持ってるのこの人!?』

「商売道具だ」

『しょっ…!?…え?今なんて?』

「商売道具だ」

『…誰の?』

「俺の」

『…ツナさんも?』

「いや、俺は使わないかな」

『…山本さんは?』

「ん?俺も使わねぇなー!刀だし!」

『……獄寺さんは』

「あいつはダイナマイトだぞ」


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