□告白しようか
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「好きだよ」

「好きだよ」

「好きだよ」


「…………、うーん。やっぱり無理かなぁ…」

ベッドにゴロリと横たわり、枕の横に置いてある携帯を見る。

「……言葉のほうが、伝わるだろうし…」

うーん、とまた唸る。
しかし、唸ってアイデアが閃くなら誰1人とて苦労はしない。

「……好き、だよ…」

フェイは、携帯の画面に写っている笑顔に向けて笑った。


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