ダークシグナー編
□TURN-32
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咲羅たちは今にも壊れそうな吊橋を渡っていた。
ブ「こら、揺らすな!」
先頭を歩いているブリッツが言う。
タカ「お前こそとっとと渡れ!」
ナ「後がつかえてんぞ」
タカとナーヴが言う。
ナーヴの後ろには咲羅、ラリー、雑賀が歩いている。
『ブリッツ早く歩いてよ〜〜』
ブ「分かってるって;;この先はマーカー付きのお尋ね者だらけ」
タカ「セキュリティすら手を出さない無法地帯」
ナ「地獄の1丁目でございっと」
雑賀「なる程・・・マーカー付きにとっちゃ、かっこうの隠れ家ってわけだ」
『だからあたし達も、ここには近づかないようにしてるの』
咲羅はラリーと手を繋いでおり、ラリーが転ばないようにしっかりと握って歩いている。
ラ「あ、見てみてよ!ほら、あそこ!」
ラリーが遠くを指差す。
雑賀「ほぉー?あれがサテライトの象徴、ダイダロスブリッジか」
タカ「それと同時にサテライトの危険地帯、バーバリック・エリア・アフターダメージ。通称B.A.Dの入り口だ」
そこにはネオドミノシティに向かって途中で途切れている橋があった。