ダークシグナー編
□TURN-31
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遊星と咲羅はDホイールから降り、クロウもDホイールから降りて下に降りてきた。
クロウと遊星はお互いに近づいていき、互いの拳を出し、握手をしたり拳同士を合わせた。
ク「遊星!」
遊「クロウ!」
2人は肩を叩きあい、笑いあう。
遊「久しぶりだな!」
ク「帰ってきやがったか!ヘリが見えたんで来てみたが、まさかお前が乗っていたとわなぁ!しかもマーカー付きかよ!」
遊「まぁな」
『クロウ、久しぶり!』
咲羅が遊星の後ろから顔を出す。
ク「咲羅も元気そうじゃねぇか!遊星と一緒にいたのか!」
『うん、色々とあってね。それよりクロウ、そのDホイール・・・』
咲羅がクロウのDホイールを見る。
遊「ついにお前のDホイールも完成したのか?」
遊星も見る。
ク「ああ、最高にクールな奴さ。こいつでお前もジャックもぶっちぎってやるぜ」
その後3人はDホイールでサテライト内を走行していた。
ク「久しぶりにお前と飛ばすと気分いいぜ!」
遊「ああ、俺もだ」
『でも安全運転でよろしく』
咲羅は頑張って衝撃に耐えながら言った。
遊「悪いな咲羅、少し我慢してくれ」
『はぁ〜〜い』
2人はDホイールを飛ばして行った。
2人はDホイールを止め、3人は瓦礫の上に座っていた。
ク「なるほど、面倒な事に巻き込まれちまったってワケか・・・」
遊「ラリーたちの安全を確認したい」
『まずはアジトに帰らないとね・・・』
遊「・・・クロウ、やけに人が少ないようだが?」
遊星が周りを見ると、人がいる気配はしなかった。
ク「最近、おかしな連中が現れてな・・・見ろよ」
クロウの視線の先には黒マントを羽織った人に付いていってる住民の姿が見えた。
ク「あちこちで胡散臭い教えを吹き込んでは住人たちをサテライトの奥に集めてるってうわさだ」
遊「サテライトの奥?」
ク「妙な具合になってきたぜ、サテライトもよぉ」
クロウの言葉を聞いて遊星は少し考えた。