ダークシグナー編
□TURN-44
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マ「でもその時、懸命に父さんを救助活動してくれたセキュリティの人が忘れられないって・・・。将来セキュリティになるんだって、悲しみを感謝にそして希望に変えて・・・頑張って生きてるんだよ」
牛「だから俺にまとわりついて・・・あ、でもよサテライト出身じゃセキュリティにはなれねぇぜ」
マ「この世には絶対ダメなんて事はないんだよ。そうだろ?」
2人が話しているとタクヤがトイレ掃除を終わらせて帰って来た。
3人は台所に帰って来る。
マーサは咲羅に近づいた。
マ「で、あんたは?」
『何が?』
マ「何が?じゃないよ!いつから遊星と付き合い始めたんだい?」
『フォーチュンカップで私がデュエルした時、ちょっと事故が起こって・・・その時に』
マ「あんたたちも意外とやるねぇ〜。長かったんじゃないのかい?片思い」
『そうだなぁ〜・・・私は遊星に拾われた時に一目惚れしたから・・・8年かな』
マ「恋した時期も一緒なんてお似合いだねぇ」
『え?どういう事?』
マ「遊星もね、あんたを初めて見たときに一目惚れしたんだってさ」
『初耳・・・。遊星ってば全然一言も話してくれないんだもん』
マ「付き合っても態度は変わらずってかい?」
『当たり前じゃない。まぁ優しいし、カッコイイから全然いいけどね』
マ「ベタ惚れだねぇ〜」
『う、うるさいなぁ〜////っていうか、片思いしてるの知ってたらあの時何で遊星にあんなこと言ったのよ?』
マ「え?いつの話だい?」
『アキのお父さんがここに来たときよ。遊星に未来の嫁さんだのって言ってたじゃない』
マ「あれは少しからかって言ったんだけど、まさか咲羅があんな反応するからこっちも驚いたのさ」
『うっ・・・だって、マーサが急にあんなこと言うから、焦ったのよ』
マ「わかりやすいねぇ、あんたも」
『・・・ほら、できたから運ぶよ』
咲羅はマーサに何も言い返すことができなかった。