ダークシグナー編

□TURN-44
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「あ!咲羅おねーちゃんだ!」

マーサハウスに住んでいる子供達が咲羅と遊星に寄ってきた。

「咲羅おねーちゃん、お帰り!」

『ただいま』

2人の周りは一気に子供たちに囲まれる。

亜「サテライトってもっと怖い所だと思ってたのに・・・」

可「元気で楽しそうな子がいるんだ」

牛「どうだかな。サテライトは所詮サテライトよ」

龍可と龍亜が少し驚いているが牛尾は相変わらずサテライト住人に冷たい。

雑賀「相変わらずだな。何でお前みたいな奴が一緒なんだ?」

牛「貴様は!あの時の!フン、俺はただ長官の命令でやってきただけだ。誰が好き好んでこんな所に来るかよ」

雑賀は鼻で笑い去っていった。

すると男の子が牛尾に近づいた。

牛「何だ、お前?」

「おじさん、セキュリティの人でしょ?」

牛「だったら何だ?」

「かっこいいな!俺もその制服着てみたいな」

牛「そ、そうか!ま、俺ほどこの制服が似合う男もいないからな」

男の子は目を輝かせた。

遊「マーサ、サテライトのみんなは無事なのか?」

マーサは複雑そうな顔をする。

『マーサ?』

みんなはとりあえずマーサハウスに入る事にした。
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