ダークシグナー編

□TURN-42
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遊星とジャックは原っぱに座っていた。

遊「ジャック」

ジャ「何だ?」

遊「お前のおかげで目が覚めた。ダークシグナーによってこの世界が危機にさらされている。サテライトの仲間や、大切なモノを守るためには、覚悟を決めなければならない」

ジャ「フン、相変わらず仲間だの守るべき者などと・・・」

ジャックはカーリーのメガネを取り出した。

ジャ「(俺の守るべきモノ・・・)」

『決心がついたのね』

遊「咲羅、アキ」

アキ「私もあなたと共に戦う。その先に私の成すべき事がある気がするの」

遊「そうか」

『私も・・・足手まといになるかもしれないけど・・・頑張るから』

遊「ああ」

可「遊星!」

龍可が走ってやってきた。

可「行くのね?」

遊「ああ」

龍可は少し離れた所にいる龍亜を見る。

龍亜はしばらく考え込んだあと、遊星に駆け寄った。

亜「遊星!俺、分かったんだ。遊星がカッコイイのはどんな時も自分を信じて戦うからだよね!」

遊「龍亜」

亜「ジャックも、もうキングじゃないけどカッコイイよ!」

ジャ「もうキングじゃない・・・だと?」

亜「だから、俺もカッコよくなれるよね!」

ジャ「なれん!お前のような小僧はカッコよくなどなれん!」

亜「なるよ!なるなる!絶対になる!」

ジャ「断言する!絶対になれん!」

亜「なるったらなる!なるなるなる!」

2人はしばらくそう言いあっていた。
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