ダークシグナー編
□TURN-42
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亜「うっひゃあ〜!お〜うまそ〜!」
龍亜は出されている料理を見て言った。
亜「どれにしよっかな〜?これとこれとこれ!」
龍亜は皿に山盛りになるくらい料理をのせている。
可「あーーこんな所にいた!」
龍可が龍亜の所にやってくる。
亜「龍可も食べなよ。うまいぞ、これ」
可「もー何一人で呑気にしてるのよ!?」
亜「だってさぁー誰も食べに来ないんだもん・・・もったいないじゃん!」
龍亜は料理を食べ続けている。
可「みんなそれ所じゃないのよ!龍亜はゴドウィン長官の話を聞いて何とも思わなかったの?」
亜「別にぃ〜だって俺シグナーじゃないし〜」
可「呆れた。みんな真剣なのよ!龍亜みたいにお気楽でいられるわけじゃないんだから」
亜「うん、お気楽お気楽。だってシグナーじゃないし〜」
可「信じらんない!」
亜「龍可が食べないんなら、全部俺一人で食っちゃうよ〜!」
可「勝手にすれば!そうやって龍亜だけサテライトへピクニック気分で行けばいいんだわ!」
龍可は部屋を出て行こうとした。
亜「行かない」
可「え?」
龍可は歩くのを止める。
亜「俺、行かないよ。サテライトには」
可「ちょっと、どういう事?・・・龍亜?」
*
その頃、クロウはサテライトの奥の方へと来ていた。
ク「さぁ〜て、遊星が戻ってくる前に1匹でも2匹でもダーク・シグナーを駆除しておこうかね。今の俺に出来るのはそんくらいのもんってな。お!さっそく1匹!」
クロウは下に人を発見した。
その人物は治安維持局のイェーガーだった。
ク「あの胡散臭いツラ、ダーク・シグナーに間違いねぇ!」
クロウはニヤリと笑い、イェーガーの後を追った。
イェーガーは何かの気配に気付き、後ろを振り向いた。
するとロープが飛んできて、イェーガーに巻きついた。
ク「めしとったーー!・・・アレ?」
クロウが見るとロープに巻かれていたのはイェーガーではなく、鉄柱だった。
ク「な、何だ・・・どこ行きやがった!?」
イェ「ヒッヒッヒッヒ・・・」
不気味な笑い声が聞こえる。