ダークシグナー編
□TURN-36
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*ネオドミノシティ*
龍亜、龍可の家には氷室と矢薙が荷物を持ってやって来ていた。
矢「うっほ!すごい家じゃの?」
矢薙は家の広さに盛り上がる。
氷「両親は出掛けてるって言ってたが・・・?」
氷室が2人に聞く。
可「うん。パパとママは世界中飛び回ってて、たまにしか帰ってこないの」
亜「好きに使ってよ!いくらだって部屋は空いてるんだし」
龍可と龍亜が言う。
龍亜は氷室の元まで歩く。
亜「龍可は体が弱いからあんまり外に出たがらないんだ。一人にするわけにもいかないし、俺も外に出られなくて退屈してたんだ」
氷「そうか・・・」
矢「氷室ちゃん!こっちからシティを一望できるぜ!」
矢薙がプールサイドに出て言う。
氷「雑賀の所より、サテライトからの電波は拾えるかもしれないな」
氷室はカバンから何かを探している。
亜「ねぇ、龍可が感じた感触が本当なら、もう遊星はダークシグナーと戦い始めたのかな?」
氷「こっちからの外線は不安定だから、向こうからの連絡を待つしかない」
氷室はパソコンを手に取る。
亜「遊星は勝ったかな・・・?」
氷「分からん。だが奴は簡単に負ける男じゃない」
亜「そうだよね!俺にも何か手伝える事はないのかなー!」
龍亜は楽しそうにしながらソファーに座る。
亜「ねぇ、龍可が言ってた夢の話・・・」
氷「邪神たちと戦う、赤き竜の話しか?」
氷室が言う。
矢「うむ。シグナーの力が龍可ちゃんに古の戦いを見せたのかもしれんな」
矢薙がプールサイドから帰ってきた。