ダークシグナー編
□TURN-31
3ページ/5ページ
『ラリー!』
「咲羅!」
ラリーは次に咲羅に抱きつく。
『心配かけてごめんね』
ラ「ううん、無事でよかった!」
遊星は2人を見て微笑む。
遊「雑賀、あんたには礼を言わなきゃ」
雑賀「いいって事よ」
ク「よぉ、そろそろ俺も仲間に入れてくれよ」
クロウがヘルメットを取り、近づく。
ナ・タカ「「クロウ!」」
ナーヴとタカの声がかぶる。
ブ「驚いたぜ!お前だったのか?」
ク「今やサテライトでのDホイーラーは遊星だけじゃないんだぜ」
<見つけたぞ、クロウ!>
地上から声がした。
<セキュリティだ!おとなしく出て来い!>
ク「余計な客まで連れてきたみてぇだな」
すると上空から球体が落ちてきた。
球体から白いガスが吹き出した。
ブ「やべ、催涙ガスだ!」
ク「俺にまかせろ。ダイダロスブリッヂで落ち合おうぜ。俺のアジトがある」
<クロウ、おとなしく出て来い!>
<もう逃げられないぞ!>
クロウは地下から一気にDホイールで駆け上がった。
「奴だ!逃がさんぞ、クロウ!」
すると、トラックから小さな機械が出てクロウを追いかける。
ク「少しはやるようだな、ん?」
クロウが横を見ると、通りの向こうから遊星が近づいてきた。
ク「遊星!」
遊「俺も少し遊びたくなった」
セキュリティの2人はスピード・ワールドを強制発動させた。