遊戯王5D’s
□TURN-03
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遊星は地下から地上に出た。
遊星が地上に出た瞬間をセキュリティの牛尾は見逃さなかった。
『ナーヴ!今何時!?』
咲羅は走りながら聞く。
ナ「11時56分・・・もうこんな時間だ!急ごう」
咲羅はビルの屋上へと上がってきた。
『遊星は・・・』
ナ「いた!!」
ナーヴが双眼鏡で遊星を発見し、ブリッツもパソコンで位置を確認している。
だが、セキュリティが遊星を追っていた。
<警告する!これ以上の接近は認められない。直ちに引き返せ>
遊星が走行していると、牛尾がぶつかってきた。
牛「まぁた会ったな、クズ。ここはお前みたいな野郎が来る場所じゃないんだよ!消えろ!」
遊星は牛尾の言葉を無視して、さらにスピードをあげた。
牛「あのヤロォ・・・何する気だ?・・・!まっまさか・・・!」
遊星は門が閉まっているゴミ集積所に近づいていた。
遊星はDホイールでフェンスを高々と越えていった。
牛「コントロール!集積所のフェンスを早く!」
門が開き、牛尾も中に入った。
牛「くそぉ!あのヤロォ・・・!逃がさねェぜ!」
ブ「セキュリティが追いかけてくるぞ!」
パソコンで様子を見ている咲羅たちでブリッツが画面を見て言う。
『(遊星・・・)』
咲羅は手を組み祈った。