ダークシグナー編
□TURN-28
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遊星と男のデュエルは続いていた。
遊星のLPは3700、フィールドには“ジャンク・ウォリアー”(ATK:2300)と伏せカードが2枚。
男のLPは4000、フィールドにはダークシンクロ召喚されたLV-5のモンスター“氷結のフィッツ・ジェラルド”(ATK:2500)がいる。
カーリーは走って上がって来たのか、息切れをしている。
カーリーが横を見ると遊星と男がデュエルをしていた。
カ「何あれ?ソリッドビジョン?あーー!やっぱり不動遊星!何でこんな所でデュエルしてるの?よ、よーし・・・」
カーリーはカメラを出す。
カ「スタジアムから忽然と姿を消したニューキング!何とお忍びでストリートデュエル!スクープしちゃうんだから!あの光!また浮かんでる、しかも相手まで!」
カーリーはしっかりとカメラを構える。
「“DTーカタストローフ”のモンスター効果!このモンスターをシンクロ召喚の素材にした時、相手フィールド上のカードを1枚を破壊する」
遊「何!?ジャンク・ウォリアー!」
ジャンク・ウォリアーが破壊された。
カ「DT?そんなの聞いた事がない!それに、あのモンスターも・・・」
カーリーは氷結のフィッツ・ジェラルドを映す。
「氷結のフィッツ・ジェラルドでダイレクトアタック!行け、ブリザード・ストライク!!」
遊「罠発動!何!?」
遊星は罠を発動しようとしたが出来なかった。
「氷結のフィッツ・ジェラルドが攻撃する時、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない」
遊星は後方に飛ばされ、炎の壁に激突した。
『遊星!!』
咲羅は炎の壁を叩くがビクともしない。
LP3700→1200
カ「うわぁー、何今の!?これ、ソリッドビジョンじゃないの!?」
カーリーは驚く。
遊星はヨロヨロと立つ。
遊「(・・・っ!見えない壁が!)」
「デュエルが終了するまで、この空間から逃れる事はできない!」
遊「お前も、シグナーなのか?」
「ターンエンド」
男は怪しく笑いながら言う。
遊「俺のターン!お前が何者であろうと、俺はカードを信じて戦うのみ!罠発動!“ロスト・スター・ディセント”!墓地のシンクロモンスターを守備表示で特殊召喚する!来い、ジャンク・ウォリアー!そしてジャンク・ウォリアーをリリースする事により“ターレット・ウォリアー”を特殊召喚!(ATK:1200)ターレット・ウォリアーの攻撃力はリリースした戦士族モンスター1体の攻撃力分アップする!」
ATK:1200→3500
遊「バトル!氷結のフィッツ・ジェラルドを攻撃!」