Short
□◎Moon&Star
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う「えっ…明日?」
星「あぁ…」
電話越しの星野の言葉に声を無くすうさぎ。
ギャラクシアとの戦いが終わり、一段落したスターライツと火球は明日、地球を発ち、自分達の星であるキンモク星に帰ろうとしていた。
う「でも、急すぎない?
もう少しこっちでゆっくりしていっても…」
星「キンモク星を復刻させるには少しでも早い方がいいって、さっきみんなと話し合ったんだ。」
う「…そっか、そうだよね。」
星「あぁ…」
2人の間に沈黙が走る。
その沈黙を先に破ったのは星野だった。
星「…俺がいなくなったら寂しい?」
う「えっ…」
思いがけない星野の言葉に、うさぎは何て答えていいか分からずにいた。