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□◎会えなくても
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星「本当にごめん!!」
学校に来るなりうさぎの所に駆け付け、謝る星野。
う「べつにぃ…仕事ならしょうがないんじゃない?」
そんな星野に対して口では気にしてないようなそぶりを見せるうさぎだが、内心ではショックを受けていた。
う『久しぶりのデートだから楽しみにしてたのにな…』
本当なら今日は久しぶりのオフ。
学校が終わったらデートをする予定だったのに、急なドラマの撮影が入ってしまったため中止になってしまったのだ。
星「どうしても今日じゃなきゃいけないらしくて…また近々埋め合わせするから。」
う「別に大丈夫だって。
それより星野、撮影あるのに学校来て大丈夫なの?」
星「いや…実はすぐ行かなきゃいけねぇんだよな(汗)」
う「もぉ!それなら早く行きなさいよ(汗)
仕事先の人達に迷惑がかかるでしょ!!」
なかなか出て行こうとしない星野の背中をうさぎはぐいぐい押しながら送り出した。
う「がんばってきてね!」
星「おう!おだんごのためにがんばって来る!!」
そう言って手を振りながら校庭を走って行く星野。
う『やれやれ、何言ってるんだか。』