Ge×3

□少夫廉恥
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「ひっ…やああっ!」



ビクリと震えた体を制すれば、
不慣れな感覚に堪えるべく、
行き場の無い手は布団を握る。

熱い舌が菊門を犯し、
入口を割るように侵入する感覚に。



「ふ、あ…ああ!や…めっ!」

「どうしてだ?」



入口に程近い臀部の肉を、
その幼子の柔らかい肉を掴んだ。
そして逃げられないそこを
舌先でざらりと撫で上げれば、
滑らかな背は快感にのけ反り返る。

しかし羞恥が勝り堪えられないのか、
鬼太郎はいやいやと首を振る。
押さえた足首にも力が必要で。



『抵抗するための理性など、
今すぐ剥ぎ取ってしまいたい。』



暴力的ながらも恋人を愛したい
という情欲をそこに注ぎたくて、
俺は舌先を箇所に差し込んだ。

一層跳ねた、躯を押さえて。



「ひあッ…んああっ!」

「気持ちいいか?」

「や、しゃべっちゃ…やああっ!」



ぬちゅり、くちゃりと、
耳を塞ぎたくなる音を出す。
そう舌を出し入れする度に、
いやだと言う鬼太郎の細い腰は、
ゆらりゆらりと揺れている。

その桃のような双丘も、嬌声も、
快感にかくかくと笑う膝裏も、
全てが愛しい。



「や、だぁっ…、あ…あんん!」

「慣らさないと辛いだろ?」



ほら、と確認するように、
先程より解れた菊門に指を挿した。
唾液と腸液に解されたそこは、
先程とは違い指を容易に飲み込む。

しかし幼いそこは狭く、
指と舌を排除するように、
キュンときつく締まって。



「もぉ…も、むりっ…です…ぅ!」

「まだだ…我慢しろ。
ほら、もう一本入るぞ。」

「ひっ!あ!やっだあ…あ!」




嫌がる鬼太郎を宥めながら、
二本目の指を挿入し舌を抜いた。
人差し指と中指で壁を広げながら、
そこに快感を生むように内壁を擦る。

指を速めに抜き差ししたり、
ぐにぐにとしこりを突いたり。
その指の動きや擦る強さで、
鬼太郎の音色は変わった。
高く、時に苦しそうに、
でもやはり色めいて。

俺はしばらく指と舌で解して、
結果、鬼太郎のそこは俺の
指を三本飲み込んだ。



「ふっ、ふ…あっ、にい…さ、もう…」

「もう限界か?」



こくこくと頷く鬼太郎は、
確かに顔も、前も、後ろも、
ぐずぐずに滴っている。

それに、俺もそろそろ限界だ。

俺は鬼太郎の腰から
両手を放した。
するとへたり、
上体は布団へ倒れて。



「っ、はぁ…は、っあ…」



息を荒げるその様は、
辛そうにも善さそうにも見える。

力無く膝立ちする鬼太郎の入口に、
俺は自分の欲望を擦り付けた。
瞬間、ビクンと躯が跳ねたのは、
互いのことで。



「っ…ほら、わかるか?」

「あっ…ふ、あ…ああ!」



解れた入口に遊ばすように、
否実際は徐々に慣れるようにと、
俺は勃ち上がる熱い自身を、
鬼太郎の双丘に擦り付けて。

切っ先が入口を過ぎる度、
腰は揺れ躯は跳ねる。

幼い背中には不似合いな、
その恥態がいけない。
俺の我慢を確実に煽る。



「にい、さ…あっ!」

「挿入るから…仰向けになれ。」



枕の上に転がると、当然に
鬼太郎の顔がこちらを向いた。
膨らかな頬は赤く染まり、
幼い顔は恍惚としている。

嗚呼アンバランスの何たる愛しさ!

その衝動が更に俺を奮い立たせ、
我慢の限界は亀頭を菊門に誘わせた。



「い…っあ゙…んんっ」

「っ、狭い…な!」

「ひ、あ゙…ぐっ、あ゙…あ」



腰をゆっくり進めるが、
やはり一番太い部分を
飲み込むのは辛いらしく、
鬼太郎の顔は痛みに強張る。

その片目には涙すら浮かび、
息も浅く早くなる。




「っ…ほら、鬼太郎…深呼吸、な?」

「ふ、…はっ、…ふぅっ、ふっ…」



呼吸を整え、涙を舌で拭い、
唇や瞼に口付ける。

こんなもので楽になるのかは
わからないが、出来ることなら
何でもしてやりたかった。






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