Ge×3

□SSS
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蒼x高/首締めPLAY注意











それはきっと、
僕だけに許されだ事゙。

誰にも出来ない、
だから貴方に必要な僕のはず。

それは僕の幸せ、
それは僕の生き甲斐、
それは貴方から求められることの証。


そしてそう自覚しているはずの、僕。


でもどうして、
何故に僕はこんなにも苦しくて、
涙を垂れ流しているのだろうか。




悦びの本能




「ひッ、あ…んんっ!」

「鬼太郎…ッ!」


揺さぶられる身体と、衝動。
繋がった身体と、心…?

熱っぽい身体に伴わない僕の頭の一部。
今もこうして悲観の類に浸っている。

行為は激しさと熱を増しているのに。


「っ…は、あ…」

「あッ…ん、あっ、あおにぃ…ふ、あ!」


更なる快感を求めて、
より深く重なる体。

でも一向に僕は行為に溺れられない。
ずっと微熱に意識を漂わせている。

きっと僕の本能は予感しているから。
肉体と違って哀しいほどに冷静なそれ。


「い…んんッ、あっ…!」


絶頂が近いのか、
蒼兄さんは更に僕を激しく揺する。

何も隠さない僕の前を、
握るその手も力が篭って。
吐精感も、当然押し寄せてくる。


ねぇ、貴方は今、
どんな顔をしているんですか?


そう思いながらいつも僕は、
無意識に潤む目で蒼兄さんを見上る。

きっと本能がそうさせるんだ。
意識を失う前に、と。


「鬼太郎ッ…き、たろうっ!」

「ひっ、ぐ…あ゙っああ゙ッ…!」


蒼兄さんの手が僕の自身から、首へ。
細くて非力な僕の喉は、
蒼兄さんの手の中に収まる。

気道を塞がれ、一度目の目眩。
電流のようなそれは、
互いを痺れさせる。

蒼兄さんがそれを好む、
だから僕は喜んで我慢する。

たとえ呼吸が出来なくても、関係ない。


「ッゔぐ…あ…、あ゙っあ…!」


醜い、苦しい嬌声を上げながら、
それでもボクは喘ぐ。
まるで足掻くように。

だってウスれる意識の狭マで、
蒼兄さんが悦ぶ様子がわかるから。


ほら、今だって、
ボクのナカで体積が増してイる…

あれ…?
ボクがしめつけてイるのか、な…?


もうそんな事はワカラナい。
ボクの脳はもウ蒼兄さん以外への意識を、全て廃除してイるらしい。

酸素が廻らないと、
いつもこうナるんだ。


「ああ、あっ鬼、太郎…きたろう…!」

「がッ…ひ、っぐ…あ゙、……」



首に体重と圧力、
蒼兄さんはボクを締めて、
ボクも蒼兄さんを締め付ける。

たとえ互いに違う本能と意識でも、
ボクと蒼兄さんは繋がっている。
締め付けて離さない。

そしてボクは、それを悦ぶ。
薄い酸素と意識のナカで。



「……あ゙、…あおに……ざ………、」



ボクは絶頂に達したのか、
それとも全ての意識を失ったのか、
目の前が真っ白になる。

ただ訳もわからず、
涙を垂らしながら。


どうしてボクは、
泣いているの?


蒼兄さんは答えてくれない。









悦びの本能

貴方のためなら、何もかも悦びましょう

まるでそれが、本能のように









*****************


過去の改訂版です。

蒼兄さんは本来首を締める妖怪
と聞いて走り書いた絞首癖PLAY\^Q^/
突発行動すみませんorz
でもまだ首締めネタを
書きたい管理人ですみまs(ry

まぁあれだ鬼太郎不死身だし。
うん、大丈夫×2←最低





完読ありがとうございました。
お帰りはCLEARでお願いします!
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