Ge×3

□SSS
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*自作汚題でオムニバス

*台詞のみ、カプ混在

*病み気味注意













人ロマンス(黒x蒼x黒)


「私は貴方になら殴られても斬られても
手足を引き裂かれようともその溢れ出た
私の血を潤滑油にして無理矢理犯されて
首を締められて顔も下半身も何もかも
ぐちゃぐちゃにされたって構いません。」

「……お前何が言いたいんだ?」

「つまるところ私が貴方を
愛しているということです。」



ロマンスと狂気など、
紙一重なのですよ。





の味(蒼x黒)


「うわ、お前返り血まみれだな。」

「貴方も云えたものではありませんよ。」

「でもほら、お前顔にまで掛かってるぞ。」

「な…!き、汚いですよ!」

「お前の顔が汚れてる方が俺は嫌だ。」

「だからってこんな…!」



美味いはずのないそれを、
貴方は酷く綺麗に舐め取った。





和恐怖症(蒼x高)

「ねぇ、どうして?どうして蒼兄さん。
どうして今日は誰も殺しに来ないの?
どうしていつも毎日毎日僕をもののけだ
化け物だと追い回して僕が斬られても
殴られても犯されても死なないと知って
いるのに同じことを飽きもしないでずっと
繰り返してた人間達が何故今日はひとりも
来ないの?僕は騙されているの?嘘なの?
もしかしたら今もこれは全部夢なの?ねぇ
蒼兄さんも夢なの?ねぇ、ねぇ蒼兄さん。」

「…」

「……恐いんです…」



ある穏やかな午後のことだった。





憎表現(蒼x黒)


「私は貴方をこんなにも
愛しているというのに、
貴方はそんな陳腐な刃物で私の
腕を斬り落とそうと云うのですか?
まったく呆れてものも言えませんね。」

「じゃあお前はそんなあからさまな
毒で俺の息の根を止められるとでも
思ってやがるのか?茶番もいいとこだ。
ちゃんちゃらおかしいぜ。」

「そうやって口が減らないから、
毒でも流し込んで黙って頂こうと
思うんじゃあないですか。」

「俺だってお前が俺の手をいつまでも
離せないから斬り離してやろうと
思うのは当たり前だ。」

「私の手が離れれば貴方は
此処から飛び降りるくせに。」

「俺が黙れば寂しすぎて
お前は死にたくなるだろう?」


相死相愛などとは、
認めたくなくて。





死千万(蒼高・蒼←ゲタ)


「蒼さん、何で笑ってるの?」

「…」

「何が嬉しかったの?死ぬ瞬間、
そんなに嬉しく思えたの?」

「…」

「それとも僕の泣き顔が
そんなに可笑しい?」

「…」

「まったく馬鹿だよね蒼さんは。
あの子は庇わないでも死なないのに、
何で庇ったりしたの?」

「…」

「ねぇ、何で?」

「…」

「そんなにあの子が大事だったの?」

「…」

「僕よりも?」

「…」

「…もう、いいや。
後で直接聞くから、答えてね。」


僕は今まさに大層死ぬべき時と判断し、
貴方に会うため、胸に刃を突き立てた。















*****************



わぁタイトル全てが中二病臭い(´・ω・`)
さすが自作汚題^^www

アンケートに「蒼黒にハマりました」との
有り難いコメントを頂きましたので、
調子に乗って蒼黒蒼多めになりました^q^



ありがとうございました。
お帰りはBACKでお願いします。
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