一枚上手な彼の台詞シリーズ




「カカシせんせー!」
「ん?どうした?」

ほら、また。
そうやってすぐ子供扱いする。

私達は所謂年の差カップル。
昔先生は私達の担当上忍だったから、『先生』なんて呼び方が抜けない。

でも普通、こういう時って『名前で呼んでよ?』とか甘い事を言ってくれないの?
いつもいつも余裕な顔しちゃって。

だからたまにはヤキモチ妬いた彼が見たいというのも我が儘ではないのだ。

「ねぇナルトー!」
「なんだってばよ?」

よしよし。
カカシ先生、ちゃんと後ろで見てる。

「私、ナルトのこと好き!」
「俺もだってばよ!」

あれ?あれ?
カカシ先生ってば反応なし?

「あっ、サクラちゃーん!」

協力する約束を果たしたナルトは行っちゃうし。
ハァ、とうなだれていたら、先生に腕をひかれ、その胸にすっぽり納められた。




ヤキモチ妬いてほしかったの?
かわいいネ



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