影裏世界
□裏幻想歌
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『太陽の下を歩む者』
上のタイトルをテーマとして、書かせていただきました。
一つ目の詩
太陽は夜をあけるという使命があります。私たちは、太陽がのぼれば、ただ当たり前のように一日を迎え、意味もなく簡単に一日を終わらせてしまいます。
でも、ヒトは必ず何かをするために一日一日を送るのだと思います。それに気が付かないで過ごすヒトもいます。
そして、その私たちの一日をあける太陽は、始まりを告げるということを知っているのでしょうか……。
“Breeze”
上記は小タイトルです。
風をイメージして書きました。
気まぐれで風はやってきて、いつの間にかいなくなるのが風だと思います。でも、そんな風は、新しい風を吹いてくれます。そんな様子を詩にしました。
“Far away”
上記は小タイトルです。
彼方は、はっきりと見えることはできません。そして、彼方に近付くことは、できなくても、それはそれでいいのです。私たちは遠いからこそ未来という遠い彼方を目指すのだと思います。
また、BreezeとFar awayはセットです。
もともと私のファンタジー小説のときのPNは舞風彼方といいますので……。
“空からの手紙 〜僕らの輝き〜”
上記が小タイトルです。
これは、月が星々を代表して太陽に送った手紙という設定で書きました。
“よのなか”を平仮名にしたのは、“世の中”と“夜の中”をかけるためです。
尊い光について考えていただけたら幸いです。
5つ目の詩
最後の締めの詩は、当たり前に過ぎて行く時間の中で気付いたものは何であるかという問いかけです。はじめの詩と繋がります。