影裏世界

□裏夢旋律
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『ENCUMBRANCE』


時には邪魔なモノ。そんなモノといつまでも一緒にいるのなら……
 


これは、高1のときに書いたものです。
お題が渡され、私は『E』で書くことになりました。

ENCUMBRANCEとは邪魔な物(または人)、という意味です。
これを書いていた当時、私の家の近所に13階建てのマンションが建つことになりました。日照権の問題で、回りの近所の人たちの反対運動が起こりました。
そして、予定されていた13階建てのマンションは階を下げてくれることになりました。

巨人とはマンション、花とは周囲の住民を例えたものです。
近隣の住人にとっては確かにマンションは邪魔者かもしれません。でもマンション建設側にしてみれば、仕方がないことであり、計画が進んでしまった以上どうしても成し遂げなくてはならないことであり、退くに退けない状態なのです。そんな中の近隣の運動はあちら側にしてみれば、妨げの要因です。
 
やはりご近所とは仲良くしたいものです。蟠りもなく。


お互い妥協して、お互いのことを考えれば自然と笑顔が生まれるはずです。


邪魔なモノ……。そんなモノといつか、一緒に笑える日がくることを願って……。
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