すろぅらぃふ
□その5 祝いと甘味!?
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それは…実は特別な日だったりしました。
放課後。
「ユースケー!!」
「…何?」
「誕生日オメデトー!!」
「…は?」
ケンの言葉にユースケは意味不明といった表情を返しました。
「やだなぁ…今日は11月25日でしょ?」
テルが笑って言います。
「…そうだけど…なんかあったか?」
「ユースケの誕生日でしょ」
「……………あー…………」
やっと納得したような感じでユースケは言いました。
「…てか、なんで今?」
「渡すものがあったからだよ」
「てなわけで…ハイ、プレゼント。適当にユースケの好きな曲を入れてみました」
「僕はコレ。ユースケも興味あるような本じゃないかな?」
ダイは1枚の真っ白なCD、テルは風景の写真がたくさん載っている本をユースケに渡しました。
「……ども…………てか…未だに高校生男子がプレゼントを渡すか?」
そう言いながらもユースケはちゃんと受けとりました。
その時、
「あー!!!!」
ケンが大声を出しました。
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