短編小説

□色彩屋
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『貴方の変えたい色になんでも変えます』







そんな一見胡散臭い貼り紙がされた小さな店。

その名も




『色彩屋』




私が営む店。






客は来てるような来てないような…

それはそれで構わないからいいけど…




まぁ、そんな感じです。私の店。




え?何をしてるのかって?





そのままのことです。



お客様に様々な色を提供してます。




例えば?





そうですねぇ…

例えば、花がありますよね?
その花を好きな色に変えたい時にこの店に持って来ればお客様の好きな色に変えることが出来ます。
…お値段によって変えれる時間は違いますけど…




どうやってって?






それは…







企業秘密でお願いします。






色彩屋気ままに営業しています。






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