小説
□秘め事・・
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執「お呼びになりましたか?執事長」
長「えぇ、実は坊ちゃまが最近眠れないとおっしゃるので、この薬を使おうと思っているのですが、その毒見をしてほしくて君を呼びました。」
執「はい。かしこまりました。」
執事は渡された薬を少しだけ口に入れ、飲み込んだ。
執「いつ効いてくるのでしょうか?」
長「もうすぐ効いてくると思いますよ・・・」
執「そぅ・・で・・すか・・・・」
<ドサッ!>
執「スゥー・・・」
執事の体はソファーに吸い寄せられるように倒れ込み、そのまま深い眠りに落ちていった。
長「おやおや・・眠ってしまいましたか。」
執「スゥ・・スゥ」
長「今はゆっくり眠っていなさい・・今は・・ね?」