小説

□秘め事・・
1ページ/7ページ

執「お呼びになりましたか?執事長」




長「えぇ、実は坊ちゃまが最近眠れないとおっしゃるので、この薬を使おうと思っているのですが、その毒見をしてほしくて君を呼びました。」








執「はい。かしこまりました。」








執事は渡された薬を少しだけ口に入れ、飲み込んだ。


執「いつ効いてくるのでしょうか?」





長「もうすぐ効いてくると思いますよ・・・」






執「そぅ・・で・・すか・・・・」




<ドサッ!>



執「スゥー・・・」

執事の体はソファーに吸い寄せられるように倒れ込み、そのまま深い眠りに落ちていった。





長「おやおや・・眠ってしまいましたか。」








執「スゥ・・スゥ」


















長「今はゆっくり眠っていなさい・・今は・・ね?」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ