Novel
□ プロローグ
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私は、 年生まれの94歳になります。
今の時になれば、目が開いてるのは5ミリくらいでしょうか。肌はいらなくなったレインコートの手首の所。唇は犬の肛門のようになってしまった。
赤からピンクへと流行りが変わった口紅、けれどあたしは昔と変わらず毎朝、小指で赤を乗せるが日課ですよ。
変わらずで居るものは沢山あります。
あだ名は昔から「らんちゃん」。
さぁ皆さん、コーヒーのお代わりを頼んで頂戴。
貴方の目と耳が輝いているのならば特別に語れぬあの日の招待状を送りましょう。
パクリ厳禁!!!!!