VOICE ACTOR NOVEL

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「…は、ぁ、や…ぁ」

 智一は腰を折り三木の肩に額を置き躯の熱に唸った。
「そんなに観るなって…っ」
「み、みてな…//」
 からかわれているというコトさえ解らない。三木の手がそうさせているのだ。
 三木は、チャックを下ろしたズボンの中から猛った自身を取り出し、同じく取り出した智一自身と一緒に扱いていた。
「三木さん…っ、で、でちゃう//」
 息を上げ、智一は必死に三木にしがみつく。
「…っ、嫌嫌いって もう限界かい、智一くん…っ?」
「だ、て…ン、///」
 扱き上げる手の動きが速くなる。うっすら開いた視界に、互いの赤黒い欲望が白い蜜を光らせながら擦れるのが映った。
「や…っ///」
 強弱をつけながら、時に親指で先端を霞め順調に智一を快感の渦に誘い込むコトが出来た三木は乱れる恋人の顎を掬って視線を交した。
「えっち…観るなって」
「あ、三木さ…っ//すごぃ、よ…三き…さん、の…おっきい、ね…っ//」
「はは…っ、ありがと お気に召したかな?」
「う…ん…、す、き…っ//」
「嬉しいよ…っ」
 硬くなった欲望が大きく波打つ。喘えぎに開いた口は三木によって塞がれ達してしまった。
「………っ?///」
 智一は達した寸前に先端に感じた感触を確かめようと今だ小さな痙攣を繰り返す自身をみた。
「ぁ、あ…れ?//」
「ん?」
 三木は微笑みながら服に付かないように放った欲望を脱ぐっている。
「な、何で拭いてんですかっ!?//」
「ハンカチ」
「それは解りますっ」
「ティッシュじゃバレるだろ?そういうときはハンカチ。後で洗えるし」
 ハンカチ常備は大人としてのエチケットだしな♪と笑う三木に、すかさず 間違った使い方だ!!と突っ込みを入れたいのを我慢し 智一は息を整えた。

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