VOICE ACTOR NOVEL

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「乱してやるよ」
 上着を脱がせながら口を塞ぐ。それだけで智一の動きは微弱なものになっていく。
 薄暗い部屋にも大分目が慣れてきた。ズラリと並ぶ衣装。軍服から白衣まで多様。
「…はぁっ」
 歯茎を舐めると智一の躯は震えた。無意識のうちに更なる快感を求める様 三木の舌を追う。
 机の上に脱がせた上着を置き、三木は自らのヌクタイを緩めながら追って来た舌を吸った。
「積極的じゃん?」
 クスリと笑う三木に智一はハッとする。

(やっべι流される所だったι)
「っ、はいっ!!終しまい!!」

 そういって智一は、慌てて三木の躯から離れた。
 不服そうに眉根を寄せる三木。
「なんだよ…智…」
 しかし。一度や二度、拒否したからといって諦める程 簡単なヤツではない、『三木 眞一郎』という男は…。実際、既に。もう。新たな攻撃を仕掛けて来た。智一を再び抱き寄せ膝で股を開かせ、太股を挟ませる。
「っ?!み、三木さん?!//」
「やべ、マジで我慢できねぇ…」
 自然とシャツの下に手を忍ばせ智一の胸を撫でる。まだ形状の変わらぬ突起を指で擽る。
「ほら、智の乳首 勃ってきたよ//」
「っ//勃たせないで下さいっ//ιι」
 泣きそうな顔で三木を睨む。
「コリコリしてる…ふふ…//」
 其れを確認する様に突起を転がす。すると、智一はヒクリと躯を震わせ小さく声を漏らした。
Σや、ぁ…っ//
 頬を染め、三木は智一の顔に息を吹きかけた。前髪が軽く浮く。
「お前 今、感じただろ?//」
「つねるな────っ!!ιι(赤面/涙目)」
「………」
「引っ張るのもダメ────っ!!ιι(赤面/涙目/首振り)」
 智一は悔しそうに歯を喰い縛るが、三木の手は止まらない。

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