NOVEL
□+†忘れないから†+
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バイクのエンジンを停め、ヘルメットを外し、頭を振るうと汗が散る。
「よぉ」
俺は振り向く。
「耀爾…」
無償に泣きたくなった。
「デート?」
耀爾は答えず笑む。
俺も笑む。
神様、俺は…
自分の一生を呪うよ。
でもな、アンタにいいたい ことがあるんだ。
『闇の白き狩人達よ
黒き獣の明日を狩れ』
また、今夜も俺達は闇を駆けて、血を浴びる。
───────────
真っ白であれ。
想いさえ。
朽ちる。
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